は  じ   め  に  津なぎさまち   津 の 歴 史   ぐるっと津めぐり 
高  田  本  山 北 畠 神 社 地 域 の 紹 介
          
   (城下町の散策コース)








お城公園に建つ角櫓
            
            
  織田信長の弟によって築城された津城は1580年(天正8年)に五層の天守閣が完成したが、1600年(慶長5年)関ヶ原の戦いで戦火をうけた。
1608年(慶長13年)伊予今治から伊賀・伊勢国に移って来た藤堂高虎は他国の城の改修などに奔走し自国の城の改修に手をつける余裕がなかったが、1611年(慶長13年)になってまず伊賀上野城を改築にとりかかり、天守閣を持つ城を造りあげた。今治城、江戸城、二条城、丹波篠山城など多くの城づくりにかかわってきた高虎だったが、伊賀上野城は有事の居城、津城は平時の居城としたため、天守閣は築かれなっかた。
しかし藤堂高虎は1600年の戦いで焼失した津城の大改修をするとともに城下町を整備した。城を中心に武家屋敷、寺町、魚町、築地町などを配置し、海岸沿いを通っていた参宮街道を城下町の中を通るようにしたので、街道沿いの商店や宿屋は大変賑わった。
最近津で行われた講演で,「高虎を日本一の築城家と紹介、津城には広い水堀や堅固な城門が築かれ、その技術は江戸城や名古屋城などに生かされ、津城は日本の巨大城郭のお手本になった」との新聞記事を読んだ。
「津の町は城があってこそのもの、今は建物が失われて残念なので、ぜひ復元してほしい」という講演に参加した人の談話が印象に残った。
                                                          


江戸時代後期の安濃津城
藤堂高虎32万石の津の町は参宮街道の要所として行き交う旅人で賑わったという(旅客船ターミナル内)

   唐人さんの家
300年以上も前から受け継がれた伝統芸能、唐人踊りの資料が展示してある

(平成17年2月28日に「唐人さんの家」分部町唐人踊資料館が閉館になっている)
   津観音
東京の浅草、名古屋の大須と並んで日本三大観音の一つで、江戸時代お伊勢参りにきた人たちが立ち寄ったという
最近五重塔が新設された
   石水博物館
近代を代表する陶芸家川喜田半泥子の作品や川喜田家に伝わる絵画、浮世絵、伊勢商人などの関係資料を展示している
(丸の内ビル2F)
  
「ぐるっと津めぐり」共通入館券