は  じ   め  に  津なぎさまち   津 の 歴 史   ぐるっと津めぐり 
高  田  本  山 北 畠 神 社 地 域 の 紹 介





                    


津 な ぎ さ ま ち・・・・・津は古くは安濃津と呼ばれ、中国の本によると、坊津(鹿児島)、博多津(福岡)とともに日本三津の一つと言われた大きな港だった。すなわち500年前の室町時代には、津は中国の重要な貿易港として活気のある町を形成していたと思われる。しかし1498年の明応地震により港が壊滅的な被害を受け、港の機能を失ってしまった。それ以来小さな漁港として港が存在していたが、貿易港として復旧されることはなかった。もし地震がなかったら現在の名古屋港より大きな港になっていたかも知れない。
 ところで津港付近を「津なぎさまち」と呼ぶことに、公募で決定している。中部国際空港の開港にともない、新しく空港へ津港から高速船が運航されることになり、津港の建設が急ピッチで進められ、17年2月5日開港、6日には「津開港祭2005」の行事が行われた。新しく出来る「津なぎさまち」が津の活性化につながるのだろうか。
行楽シーズンには高速船から観光バスに乗り換え、伊勢志摩や世界遺産に登録された熊野古道に向かうことが予想されるが、市内観光を終えて目的地に出発してもらいたい。